研究会OBのIさん、やっぱすごいよこの人。
言ってることがとてもすんなり入ってきた。
[ネットの「不確かな情報や根拠のない噂」と意思決定のプロセス]
マスコミでも飛びつかないような怪文章に踊らされている国会議員もいるけれども、インテリジェンスによる戦略構築と戦術実践になれていないんだろうなぁ。
>これだけネットによる草の根ジャーナリズムが普及した現在、情報の独占的発信という既存の報道機関の役割にもはや存在意義はない。今後の報道機関の本質的な役割は、社会における不確実性を削減する、「足を使った論理演算」でしかあるまい。
ちょっと引用させてもらった。(引用元:先と同じ。ちなみにトラックバックは個人的にあまり好きではないのと、そもそもこのBlogの仕様でされる機能はあるけれどする機能がない。)
この意味で新聞はなくならないだろうし、かといって今の知・情報の独占を続ける巨大権力ではなりえなくなる。
ところで、情報の定義はいろいろあるのだけれども、そもそも「不明から明へ導くための因子」であるというのもある。不確かで不明瞭なものは情報とは呼ばない訳だ。新鮮であればあるほど価値があるといった性質もある。
マスコミの手垢がついて、しかも役に立たないほど不明瞭なものだから捨てられた怪文章に踊らされた民主党は、やっぱり情報社会で先導をきる能力はまだない。