[最強・スズメバチ]
見かけたらすぐに保健所に電話を入れましょう。
下手に殺そうとか、多分考えない方がよい。
素手による攻撃は例え潰せても、潰した後に残っている体内の毒針が刺さったりするし、武器を持った打撃でも毒を噴霧してくる可能性がある。
連中は通常の虫に比べて体も大きく、殺虫スプレーも相当殺傷能力の高いものでないと(ハエ・カを倒す程度では死なない。むしろ怒る!)致命傷を与えられないのでこれも却下したい。
加えて”黒”を見ると興奮して襲い掛かってくるんだから、たちが悪い。
ミツバチと違って針が使い捨てではないこともたちが悪い。対昆虫にはめったに使わずに、基本はアゴで攻撃するようだ。筋肉ごと見舞う捨て身の毒針は集団であれば牛をも倒す・・・らしい。
ちなみに記事の下の方にあるYouTubeの画像、ミツバチがスズメバチに抱きつく反撃方法を”蜂球”といいます。この”蜂球”行為が見られるのはニホンミツバチだけで、スズメバチという天敵を目の当たりにした事がないセイヨウミツバチには見られない(上の画像で成す術なくちぎられていく洋動画はそのため)そうで、従ってセイヨウミツバチでハチミツを作っている農家が襲われた場合、数匹でもコロニーは死骸の山になります。
蜂球ができるニホンミツバチであっても当然ながら蜂球には多くの個体数が必要なため、多数に襲われると対応できずにやはりやられてしまうようです。だから呼ばれる前の初動がやはり肝心で、たとえ数匹でもコロニー内の温度が上昇して自分達もただじゃおけないようです。(一匹を倒す蜂球なら耐えられるけど、数匹となるとそれ以上の温度上昇になって50度を超え、蘇生できなくなる。。)
やはり圧倒的な力の差を感じます。
オニヤンマSUGEEEEEE!!!!
さて、このような薀蓄はつの丸先生の「サバイビー」で読めるぞ!(宣伝かい)