[いじめはメリットが大きくコストが小さい限りなくならないだろう]
対処論に終始しがちな昨今(現場であれば分かるが、対極的に考えるべき教育委員会やら政府もそのレベルを脱してくれないのはなんでだぜ?)にあっては重要な指摘だ。
また、メリットが精神的な充足(ハイエラルキーをつくって階層構造の上に立ちたい)であることに対し、コストやペナルティなどのデメリットが物質的な罰(一時的な叱責・謹慎、罰金など)のように異なるベクトル上に存在して打ち消しあわない以上、いじめは不安な世の中で精神の安定を保つための卑劣なシステムとして存在し続けるのではないだろうか。