[大手出版社Penguin、wikiベースの小説執筆プロジェクトを開始]
以前土屋研で
鴨池男プロジェクトなんてやっていたが(すっげえ自然消滅を見せてくれた、創発なんてしょせん幻想だ的な証左を見せてくれたプロジェクト)、小説をみんなで書いてみようぜ、って言う発想形態はクリソツ。まぁリレー小説と大差ない気もするのだけれどね。
カモイケオコトは著作権管理としてCCライセンスを数珠繋ぎで追加していくというプロパテントな意識も持っていました。ホントはそれの実験なんだけど。しかし考えたら結構すごいことしていた気がするが、まぁ出不精筆不精不承不承なISの人々だけでは成功しなかった訳で。
あああとリンク先の話なんだけれども、資本主義下の営利目的だと、多分成功しないのではないかなぁ。単純な話、割り算される分執筆者たちのインセンティブが低すぎるのですよ。執筆者単体の負担は減るけれど、パテント管理とか整合性を高めるための編集者の負担は大きくなる分コストも上がるっぽいし。
でも成功したら面白いよね、やっぱり。
ちなみに、カモイケオトコのwikiの左上に貼り付けてあるカモはSFCを走っているシャトルバスにペイントされているカモさんです。