[アニメ業界が危ない 「原作の枯渇」と「モチベーションの低下」]
[若手作家がライトノベルに流出している]
情報は精製の仕方や受け取り方(価値観)の違いでインテリジェント(例えば諜報)やアンインテリジェント(例えばネタ)になったりする訳ですが、いずれにせよこれによってドライブされて創発なんかが起こったりすることを考えたりするとコンテンツであることには変わりない。(なんて話を3年秋学期の論文でしたりしました。)
しかしインテリジェントでドライブする創発が続かないってのはそれぞれがwinner takes allな(そうでなくても搾取的なのは当然だが)商売をし、ドライブリソース(”価値”のあるものがコレにあたる。諜報、お金等)が一方に流れたり、枯渇するからであろう。そう言った意味で「都合のよい持続可能なな創発」は定義からしても不可能だ。
だからこそ一方的な搾取が起こりにくい”ネタ資本”でドライブするアンインテリジェントなコミュニティってのは創発し続けることが容易く、文化発展に寄与するんだ、なんて書いたわけですけれども。
やはりネタ資本を換金してしまう”現行の資本主義”下ではネタすらもすぐに商業に結び付けられて、あっという間に枯渇してしまう。そういう意味ではアンインテリジェントコミュニティも”しらけ”に晒されて創発が止まるだろう。
その意味で、「コンテンツ消費にまつわる3R」とかまじで考えた方がいいのかもね。(実は当初これを卒論のネタに考えようとしていた。でも本格的に取り組むなら院送りだな、と思いましてね…)
・ネタ(Database)のRecycle
・リソース(Architecture)のReuse
・コストのReduce
それぞれ一本ずつ論文書けそう。
また暇が出来たら書きます。