aroundとoverは、実は全く違うもののようで近い概念…らしい。
左がover(下(under)を含めればall overとも言える)で、右がaroundの概念。
実は軸に対して縦回転か横回転かの違いだ、ということ。
逆にいえばそれ以上の違いはあまりないようだ。
だからall over the world も around the world も ニュアンスの差異さえあれ、同様に使えるということだ。
そしてこれら前置詞は、まさにこの概念が意味そのものであったりする。
要はoverは「縦回転」だから、たとえば
turn overは床や机という軸に対して「縦回転をさせてひっくり返す」ということで「〜をめくる」といった熟語が生まれる訳だ。(この程度を熟語と言うかは微妙なところだが)