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2006年3月5日(日) 21:59

見えない何かに約束された”あの頃”によって脆弱になった輩(ともがら)に、”その頃”を知らぬ若者がどうして断罪されようという憂いに対する就活的恨み節

[バブルのときの異常な日常風景]

正直僕らぐらいの世代は本気でバブル時代を知らないのでまさに”ありえない”日常がそこにはあったんだなぁ、と思う。
「あの頃はよかったなぁ」という”あの頃を”僕らは知らないんだけれども、こんな時代があったらいくらでもいきたいヨ、ホント。

なんというか、昭和という時代(あえて”時代”って言うけどさ)は恐らく平成エイジにとっては「敷かれたレールの行く末が”見えない何かに”保障されている不思議な時代」というように捉えられるだろう。うらやましいというか、平和ボケしてあまあま。そのおかげで弱体化した日本社会の歪みを団塊の世代やジュニア世代が嘆くってのも自己矛盾。

就活なんかやってても今したり顔で説明している団塊ジュニアぐらいの人たちは大学名がフリーパスだったような状態、今じゃ考えられない。
大型採用が約束されている好条件下で大学ブランドやコネを振りかざして就職した彼らだって当然仕事はやっている中で覚えたんだろうし、20代前半の若造が日本の資本社会で渡り歩いていける能力を持っている方が稀有なはず、なのに彼らがそういった能力を判定して(その基準はとっても曖昧に見える。。)就職の合否を決めるというのもなんだか憤懣やるかたない。

ぼくらは、社会を悲観的に見すぎなのだろうか。

written by sofuwe [生活] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(4)]

Comments

『はげどう』

時代が人を造り、人が時代を創るわけです。

written by yamatani

『禿同』

>時代が人を造り、人が時代を創る
いい言葉だなぁ、なんだか。グっとくるね・・・

常識とか道徳とかもその時代時代における環境・社会の要請でつくられるものだから、世代や時代(要は社会)ごとに違うものなんだろうなぁ。常識とか道徳はそう言った意味で共通の価値観では実はない。場合によってはヒエラルキーの原理にもなるし、ポリティクスの要素に使われる。そう言ったものからすると我々を意図的に下位層に落とし込もうとしているという理解でもいいかもしれない。(ちょっと穿った考え方だけどね。)

結構色々と考えるところがある。学校とかで校長先生が訓示で使ってそうだけど、結構考えられていたのかもしれないなぁ。
もう少しきちっと聴いておけばよかったかもしれない。

written by sofuwe

『はげしくどうい』

だから、ぼくたちは、「最近の年寄りは!」って言ってればいいんだよ

written by forest

『名言』

>最近の年寄りは!

何気にこれっていろんな意味を含んだ名言だと思うね。
ガンガン使っていこう!

つまはじきに遭うこと間違いなしwwww

written by sofuwe

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