(つづきは上記リンクから。)
論文とは、研究成果をまとめて文章化することによってその知見を社会に役立てんというものである。(研究とは何かというと研究とは自分のためだけの知識の集積である勉強と異なるもので他者のためになるという「公共性」を持たねばならない。)
ただのレポートは知識を収集・整理したものを文章化するだけで体裁をなす。つまり、事実の羅列であったり結論として雑感が入っていたりしてもよいのである。つまり、勉強の範疇でことが済む。が、論文は検証や分析手法は使い古されているものでよいが、結論(アウトプット)が研究の最先端(土屋先生の言葉を借りるならstate of art:技術の最先端)を超えていなければならない。(創造的でなければならない、とも言えるかな。)ここに大きな差異がある。