レシピ

2007年3月18日(日) 05:16

[メモ]セパレート熟語(S)とか

本日も何故か英語トピック。

0.セパレート熟語
 言わずも知れた「V + (O) + 副詞」の形の熟語、例えばこれを「セパレート熟語」といいます。(辞書では「S」という表記で載っているはず。)
 例えば「carry (〜) out」とかですな。これらは「see 人 off」などの例外を除いて大概はVが自動詞・他動詞の両方の用法を持っている。自動詞のときは(〜)は必要なくなり、副詞と直接連なる。
 また、その例外においては必ず他動詞の役を果たすため、何としてでも間に目的語を入れる必要があり、代名詞が入る余地が高い。

@ ネイティブ然とした発音
1. さて、0.の話とは異なるが、代名詞が入ることが多いことから「it」がよくくるのだが、
 take it on、 check it up という形がよく見られる。
 この際、「テイクイットオン」「チェックイットアップ」ではなく、itが前の語尾の発音を巻き込んで「ケ」という発音をするのがネイティブっぽい。「テイケオン」「チェッケラップ」。

2. would have, could have → 記述してあっても省略読み
 would've, could've という記述でなくても「ウドゥブ」「クドゥブ」と読み替える。いちいち読んでられないようだ。

3. some chairs と some milk ではsomeの読み方が違う
I want some chairs. → some は強音
I want some milk.  → some は弱音で発音する。

4. 前置詞は弱音、副詞・形容詞は強音で発音


A”空間詞”という学説
 「What's on?」はOnAirからも分かるように、「(映画などで)何やってるの?」という意味であるが、このときonの後ろに名詞が来ていないことから前置詞でないことは明らか、副詞であることが分かる。
 この様な簡単な例であれば判別は明瞭だが、区別がしにくい場合が多々散見し、そのためにどちらとも取れる単語を”空間詞”として扱い統一を図る学説が存在する。

written by sofuwe [授業・研究] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)]

Comments

レシピ

MySketch 2.7.2 written by 夕雨