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2006年12月23日(土) 20:47

科学の発展の礎

[物質には”致死量”なるものがある]

以前eatable computingの研究をしたときにちょこっと出てきたのだが、物質は何でも毒となりえるってのは文系人間にとっては気付きにくい事実だ。
だって酸素が有害だなんて体感的にどうやって気付くんだ?
こういうのは膨大な臨床実験(ナチスドイツ含む)によってなりたっているんだろうなぁ。

そういえば近代科学の発展は一神教(つかキリストと言い換えてよいのかも)と密接に歩んできたところから近代宗教、ないしはその道具である、と言えるかもしれない。なるほど、”自然の征服”を踏襲してきただけはある。
では”アミニズム的な科学”というのはありえるのだろうか。誰か知見のあるエロイ人教えてくんろ。(そもそも”科学”の確固たる定義が自分の中にないのでアレなんですが…)


ところで、口承の通り醤油コップ一杯で人間は死ねるようですが、まぁロクな死に方じゃないっすね…

written by sofuwe [科学と技術] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(3)]

Comments

『うむ。』

俺もそんな感じの命題をここ一年半くらい考えている。

科学=sienceというものはそもそも「真理=神の法則の発見」という目的のための手段、つまり信仰の体現なんだ。神学+プラトン、アリストテレスらロゴス=スコラ哲学→自然科学→(派生)社会科学。

日本で科学と技術の区別が付き難いのは、双方とも目的がないからだと思う。technologyには目的がない。

だからまあこの意味ではアニミズムと対立項ではないんだけど。。ただアニミズムの科学というのは言葉の時点で矛盾してるのは確か。

written by かのう

『ちなみに。』

(誤)アミニズム
(正)アニミズム

「アニマ(霊魂)」なんで、anima+ism。テストに出ます。

しかしそういった厳密な科学性もところにより希薄になり、わが国、とくにわがキャンパスでは完全に「手段」と化してる観はあり。そういう意味では、アニミズム的な(方法論としての)科学という意味は成り立つかもしれない。しかし今のところ強制力はないね。もともと普遍性がないのがアニミズムといえばそれまでだけど・・・

目的を見失った手段に目的を与えることができる、という思考自体も普遍概念への依存だしな。

などと、スレ汚しスマソ。

written by かのう

『タイトルなし』

おおー、コメントありがとう!
>アニミズム
あ、普通に打ち間違えました、すんません…(恥

>日本で科学と技術の区別が付き難い
日本においては目的がないゆえに科学と技術の区別がないというのは確かに! というところですな。

written by ゑ

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