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2007年7月3日(火) 01:59

仕事に私情を挟むべきか

[ドラもびっくり 「押入れに死体を入れれば何とかしてくれる」]


AAが秀逸。

それはさておき、今回の事件では弁護団がなりふり構わず無罪を勝ち取る方向性を見せているために、そのやり口が叩かれているという現象が起きている。

もちろん弁護団も人の子で、義憤に耐えかねるような状況はあるでしょうが、この案件を引き受けた時点で恥や外聞・私情を捨ててクライアントの最大権益を求めると覚悟したはずだし、それが望まれるべきでしょう。

ところでこうした「叩き」といった攻撃は、社会からのリアクションであり、社会のうねりそのものだとも考えられる。
裁判官の心証もそうだが、社会に対して与えた影響も事件の要件として大きくかかわってくるはずだ。すると、こうした「叩き」があること自体この社会に受け入れられていないということは自明だろう。大きく戦術を誤った感が見受けられる、ということだ。

したがって過度な弁護士への個人攻撃はともかく、「叩かないでね」というお願いはただの自己弁護だけでなく、社会に対して真摯でなかった、クライアントに対して最善を尽くすことができなかった、という宣言でもある気がする。

点で評価できない。


仕事は、多くの場合社会に関連している。その意味で「”社会的なカンカク”としての”私情”」まで捨て去ってしまった時点でバランスを取ることを忘れてしまったのだろう。それはやはり失敗だと思う。


いや、でもしかしドラはないだろ。。。

written by sofuwe [仕事] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)]

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