レシピ

「犬は人につき、猫は家につく」というが、猫のように好奇心旺盛で天衣無縫な子供たちは、やはりどこか＜自分の居場所＞を見つけてつくように思われる。

家の子。
商店街の子。
学校の子。
部活の子。
塾の子。

インターネットが普及しても、小さな子どもたちがPCを駆使してネット上に居場所を作る、というのも現実的でない気もするが、ケータイというチープだがイージーなツールもある。「ネットの子」というのもいるのだろうか。

ただ、「子供の群れ」をあまり見なくなった気がする。
子供の数が単純に減っていたり、われわれがそういった場所に立ち寄らなくなったせいもあるかもしれないが、彼らは一体どこに行ってしまったのかと、真剣に頭を巡らせたくなる。


今年はまずこれを問題意識にしていきたいと思う。
「子どもたちは今、どこにいるのか。どこについているのか。」